ヒゲ脱毛で”損をしない”ために知っておくべき全てのこと
はじめに
「嘘ばっかりだなあ。」
ヒゲ脱毛を終えた私が、あらためて「ヒゲ脱毛」と検索してみて思うことです。
検索結果欄に並ぶwebサイトやブログは、脱毛サロンやクリニックが自社の店舗に誘導するために書いているものばかり。正直、実態とはかけ離れた情報が数多くあります。
これらを真に受けて、いったい何円損したか…。
私は、脱毛サロンやクリニックの経営者・社員ではありません。どこかの店舗の回し者でもありません。毛で悩むこと15年、脱毛歴5年超で、もはや意図せず「脱毛オタク」になってしまった、普通のアラサー会社員です。
広告に踊らされてたくさんのお金を無駄にした末に、最近やっとヒゲ脱毛がひと段落したところ。このページは、これからヒゲ脱毛をする人に同じ失敗をして欲しくないという想いで書いています。
ヒゲ脱毛が完了するまでには時間がかかります。すぐに開始できるよう、論理的に、どんなクリニックのどんなコースを選ぶべきかまで理解できるようお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでください。
私と同じように「ヒゲ濃いね」と言われたことのある男性にとっては、間違いなく役立つ内容になっていると思います。
なお、このページは「まとめページ」です。各項目の詳細な内容はリンク先のページに書いていますので、ご関心に応じてお読みください。
結論を急ぐ方はこのページのみ読んでいただいても、網羅的に情報が得られるようになっています。
私のヒゲ脱毛歴
私は「毛」に関して悩み始めて15年、ヒゲ脱毛歴5年超のアラサー男子です。
遺伝的にかなり毛が濃い方で、ヒゲは頬から首までしっかり生えており、朝ヒゲを剃っても昼には生えてくるタイプ。長い間、非常に悩まされてきました。
社会人になりお金にある程度余裕ができたことで、「こんなに大きな悩みが解決できるなら、多少高くても絶対に脱毛で解決するべきだ」と考えられるようになり、ヒゲ脱毛に通い始めました。
5年以上にわたり、医療脱毛(2件)、セルフ脱毛サロン、家庭用脱毛器(2種類)などあらゆるものを経験した末に、やっとのことでヒゲが非常に濃い状態から「ヒゲが薄い人」になり、ヒゲを気にしない生活ができるようになったところです。
いろいろと試す過程で意図せず「脱毛オタク」になってしまい、最近は友人からの相談に乗ることも増えてきました。
ヒゲ脱毛の種類と唯一の正解
ヒゲ脱毛には医療脱毛、サロン脱毛、家庭用脱毛器を使った脱毛、の3つの選択肢がありますが、医療脱毛以外は全て“一時しのぎ”にしかならず、中長期的に見ればお金と時間の無駄なので、医療脱毛一択です。
なお、医療脱毛の中に「蓄熱式」という方式もありますが、男性の濃いヒゲに対しては効果が弱いため、全くおすすめしません。というか完全にNGです。
他に比べて大幅に価格が安いクリニックは蓄熱式の可能性がありますから、注意してください。
またレーザー脱毛器にもいくつか種類があるのですが、どうしても気になる方以外はスルーでOKです。どの機械でも回数を重ねれば永久脱毛を目指せるよう作られていますし、私も複数試していますが、痛みの程度や効果が大きく変わるわけではありません。
ちなみに「サロン脱毛はヒゲ以外の体毛にならアリ」だと、個人的には思っています。
医療脱毛(レーザー/蓄熱/ニードル)、サロン脱毛、家庭用脱毛器を使った脱毛の詳細や体験談についてはこちらのページに詳しく書いてあります。↓↓↓
医療ヒゲ脱毛の実態とクリニックの選び方
医療ヒゲ脱毛に関しても、一般的なwebサイトやブログにある情報は「個人差」を言い訳に、かなり盛って書かれています。
知っておいてほしい医療ヒゲ脱毛の実態と、それを踏まえたクリニックの選び方について、3項目に分けてお伝えしていきます。
このページの内容は要約です。詳細に知りたい方はこちらのページをご覧ください。↓↓↓
ツルツルを目指すなら、15回以上通うことになる
私はもう医療ヒゲ脱毛に15回以上通っており満足な効果を得られていますが、ヒゲ剃り自体は毎日していますし、施術から数か月ほど空けるとそれなりにヒゲが濃くなる箇所があります。
ある程度以上ヒゲの濃い人は15回以上通う前提でクリニックやコースを選ぶべき。
本当は「〇回コースを終えたらその後何回でも通い放題」というプランが最強で、かつてはそうしたクリニックも複数あったのですが最近はどこも終了となってしまいました。
「〇回コース終了後は半額で〇年間通い放題」といったクリニックはまだありますので、そのような部分も含めて、15回以上通う前提で価格比較を行いましょう。
20以上のクリニックを徹底比較したうえで私が選んだ、安価で信頼できるおすすめのクリニックを、このページの最下部でご紹介しています。
本気で痛い
「少々の痛みを伴う」「輪ゴムではじいたような痛み」などと書かれることの多いレーザー脱毛の痛みですが、ヒゲが濃い人にとってはそんなレベルではありません。
「少々の痛み」をイメージして契約してしまうと、痛みで挫折してしまったり、通うのが億劫で間隔が空いてしまい効果を得られるのが遅くなったりします。
痛みに弱い方は麻酔のあるクリニックを選ぶのが良いでしょう。
追加料金がかかる場合が多いですが、痛みで挫折してヒゲ脱毛自体を断念してしまうくらいであれば、少々追加料金を払ってでも継続し、きちんと効果を得た方がマシです。
追加料金なしで麻酔を使えるクリニックもあります(ページ最下部でご紹介しています)から、注意してクリニック選びをしてくださいね。
デザイン脱毛は注意が必要
医療ヒゲ脱毛の場合、永久脱毛となるため、脱毛した部分のヒゲは二度と生えてきません。
デザイン脱毛をする場合は最初に理想の形を細かく決め、ブラさないことが大事です。
照射したりしなかったり、という部位があると、ヒゲがまだらになってしまいます。
また、毎回の施術前にデザイン脱毛をする旨をあらためて伝えるのがおすすめです。必ず情報共有されているとは限りませんからね。
私は残したい箇所まで間違ってレーザー照射されてしまったことが何度かあり、結局まだらになってしまったため、デザイン脱毛を途中であきらめることになりました。
デザイン脱毛に関する詳細はこちら。検討される方は、私のような失敗を防ぐために、ぜひ一度確認してください!↓↓↓
(参考)施術後、ヒゲが濃くなる期間がある
クリニック選びには関係のないことですが、レーザー脱毛の施術を受けた後、施術前よりヒゲが濃くなる期間があります。
施術数日後~10日後くらいまでがこの期間です。元々ヒゲの濃い人だと口の周りが真っ黒になってしまうこともあるため、 「どろぼうヒゲ」とも言われている現象です。
さらにこの状態の時は、ヒゲ剃りでもほとんど剃ることができません。
つまり施術後1週間程度は、マスクで隠したり、誰かと会う予定を入れないようにしたり、といった工夫が必要になります。
経験上7~8回目以降くらいからほぼ気にならなくなりますから、工夫とスケジュール調整で乗り切ってください。
絶対早めにやっておくべきという話
ここまで、読んでいただいたあなたは、もうヒゲ脱毛でお金や時間の損をすることはないでしょう。
以下ご紹介する3つをはじめ、たくさんのメリットがありますから、私自身ヒゲ脱毛をして本当に良かったと思っています。
肌自体もきれいになった
ヒゲ剃りによる肌のダメージがなくなることや、ヒゲがなくなることで毛穴が引き締まり皮脂が詰まりにくくなることがその理由のようです。まさに一石二鳥ですね。
朝の準備の時間が大幅に減った
これはヒゲ脱毛のメリットとして当然のことなので説明は不要かと思いますが、やはり朝の準備の時間が大幅に減りました。
私はまだ全くヒゲを剃らなくてよい状態にはなっていませんが、ヒゲ剃りは30秒以内で完了します。
自分に自信が持てるようになった
ヒゲがほぼなくなったことで自信を持って人と接することができるようになりました。余談ですが、女性にモテるようになってきたのもこの頃からで、ヒゲ脱毛を含む様々な「自分磨き」と、それに伴う自信によるものだと思っています。
いずれにしても、ヒゲ脱毛は20代前半からやっておいて本当に良かった。
脱毛のメリットに関する詳細や体験談はこちらのページで解説しています。↓↓↓
まとめ(私の失敗一覧)
最後にまとめがてら、私がしてきた脱毛に関する失敗を並べておきます。あらためてまとめてみると、ちょっと落ち込みますね…。あなたは同じ轍を踏まないよう、ぜひクリニックやコース選びに活かしてください。
失敗1:脱毛サロンや家庭用脱毛器でのヒゲ脱毛を試みた
⇒ヒゲに関しては医療脱毛一択。それ以外は時間とお金と労力の無駄だった。特に家庭用脱毛器は2種類購入して試したが、全く効果が得られなかった。
失敗2:5回で終わる前提でクリニックを比較
⇒5回ではほとんど効果は得られない。15回以上通う前提でクリニック・プランを選んでおけば、出費を大幅に抑えられた。
失敗3:家から遠いクリニックを契約
⇒5回で終わると思っていたため、遠方のクリニックを契約してしまった。予定調整が難しく、施術と施術の間の期間が空いてしまい、結果として効果を得られるのが遅くなった。
失敗4:痛みで心が折れ施術間隔が空く
⇒脱毛開始当初はまだあまりお金がなかったため、追加料金を払って麻酔を使うのを避けてしまっていた。これにより痛みが強く、嫌がって施術間隔が空き、これまたヒゲが薄くなるまでの期間が延びることにつながった。
失敗5:デザイン脱毛をするかどうかでブレる
⇒最初にしっかりと決め、デザイン脱毛だと毎回伝えるべきだった。照射したりしなかったりだったため、脱毛の進捗に差が生まれヒゲがまだらになったうえ、トータルで通う回数も増えてしまった。
失敗6:脱毛直後に大事な予定を入れる
⇒初期は、脱毛直後は逆にヒゲが濃くなる「どろぼうヒゲ」期間がある。脱毛後7~10日間は予定を入れない方が良い。
失敗7:ヒゲ脱毛に通い始めるのをためらう
⇒迷っている時間が長いほど、効果を得られるタイミングが遅くなる。お金の関係で仕方なかったが、学生時代からやっておけばよかった。
おすすめのクリニック
お伝えしてきた内容を踏まえ、おすすめのクリニックを3つご紹介します。
20以上のクリニックを徹底比較しましたが、やはり大手クリニックが圧倒的に安いという結果でした。
ちなみに医療脱毛に関して、高いほど効果が高い、ということはありません。
メンズエミナル
・麻酔を無料で提供してもらえる。
・5回コースが38,000円~。首やほほまで広範囲のヒゲを脱毛したい場合も5回コースが61,800円~と、他のクリニックに比べてかなりお得。
・営業時間が21時までと長く、通いやすい。
・デザイン脱毛もOK。
・熱破壊式のレーザー脱毛(剛毛に対する効果が弱い「蓄熱式」でない)。
・日本全国に51店舗あり、地方在住の方も通いやすい。
メンズ脱毛(男性脱毛)ならメンズエミナル【公式】 (mens-eminal.jp)
湘南美容クリニック
・鼻下+アゴ+アゴ下だけであれば6回コースが29,800円(平日のみのプランなら26,820円)で、ヒゲが生えている範囲が狭い人にとっては最安値の選択肢。もみあげや頬、首まで脱毛したい場合でも6回コース79,990円で、こちらも業界最安値級。
・最安値級であるものの、蓄熱式でなく熱破壊式のレーザー脱毛のため、剛毛にも効果◎。
・日本全国に130店舗以上あり、地方在住の方も通いやすい。
・有料で麻酔あり(麻酔クリーム1本2,000円、笑気麻酔2,200円)。
・デザイン脱毛もOK。
ヒゲ脱毛|メンズ(男性)の医療脱毛・医療レーザー脱毛なら湘南美容クリニック【公式】|美容整形・美容外科 (sbc-mens.net)
メンズリゼ
・ほほやもみあげ、首まで含めたヒゲ全体脱毛の15回コースが168,000円。15回通う前提であれば上記2クリニックよりも安く、コース終了前に満足した場合は残りの回数分の料金が返金されるため、ヒゲが濃い人、広範囲に及び人には大変おすすめ。
・有料で麻酔あり(麻酔クリーム1回3,300円、笑気麻酔1回3,300円)
・学割、ペア割、乗り換え割など多彩な割引プランあり。
・首都圏や政令指定都市を中心に全国26店舗で、地方在住の方も通いやすい。
・デザイン脱毛もOK。
・熱破壊式、蓄熱式それぞれを場合によって使い分けてくれるため、剛毛にも効果◎。
【公式】ヒゲ脱毛なら医療脱毛のメンズリゼ|全国26院展開 (mens-rize.com)
20以上のクリニックを徹底的に調べましたが、やはり大手クリニックが安価ですね。
店舗数の少ないクリニックは上記3クリニックに比べ大幅に価格が高い場合が多く、安い場合でもほとんどが「蓄熱式」です。
何回通うことになりそうか、麻酔は必須かどうか、割引プランの適用対象か、通いやすい場所に店舗があるか、といった視点で比較検討し、まずは無料カウンセリングに行ってみてみてください。
判断に迷う場合や、経験者に聞いてみたいことがある場合などは、SNSから無料で相談にも乗っていますので、気軽にご連絡してください。
このページを読んでいただいたあなたが、最低限のお金・時間・労力で、ヒゲ脱毛のメリットを享受してくれることを願っています!
【経験談】よく見る「ヒゲ脱毛のメリット」はホント?
このページではwebサイト等でよく語られるヒゲ脱毛のメリットが本当かどうか、ヒゲ脱毛で一定の成果を得られている私が経験者目線でお話していきます。
肌自体がきれいになる?
ヒゲ剃りによる肌へのダメージがなくなることで肌荒れが減り、肌自体もきれいになる、というのはよく語られるヒゲ脱毛のメリットの一つですが、実際のところどうなのでしょうか。
個人差が大きい部分かもしれませんが、私の場合は実際に肌荒れが減り、肌自体もきれいになりました。
もともと肌荒れしがちなタイプで、中学生のごろから社会人初期まで常にニキビや肌荒れに悩まされてきましたが、脱毛が完了した今ではかなりマシになりました。
ニキビや肌荒れには複数の原因があるので、決してヒゲ脱毛だけ肌がきれいになった要因とは言えませんが、ヒゲ剃りによる肌のダメージがなくなることに加え、ヒゲがなくなることで毛穴が引き締まり皮脂が詰まりにくくなることもあるようで、一つの要因ではあったのだと思います。
朝の身支度の時間が大幅に減る?
これを疑う方はいらっしゃらないかもしれませんが、実際、朝の身支度の時間は大幅に減りました。
私はまだ全くヒゲを剃らなくてよい状態にはなっていませんが、ヒゲ剃りは30秒以内で完了します。
脱毛前は、私は電動シェーバーを使っていたので比較的短時間で剃っていた方だと思いますが、それでも数分~5分ほどかかっていました。
また、友人の家に泊まるときなど、翌日特に予定がないときは必ずしもヒゲを剃る必要がないため、ヒゲ剃りを持っていかなくて良いようになりました。
「毎日10分かかっているとすれば人生トータルで3000時間の時短に!」などという、webサイトでよく見る書き方は個人的に好きではないですが、時短メリットはやはり、大きいですね。
人生トータルで見ると費用削減になる?
ヒゲ脱毛で一時的にお金がかかるものの、カミソリやシェーバー、クリームを買わなくてよいので人生トータルで見ると費用削減になるという考え方ですね。
私の場合はまだ毎日ヒゲを剃らないでいいツルツル状態ではないので、ヒゲ脱毛後に一度電動シェーバーを買いなおしていますが、以前のように「5枚刃」「深剃り」「3Dヘッド」といった高機能・多機能なものを選ぶ必要はなくなりました。2枚刃の安いシェーバーで十分だからです。
今後ほぼヒゲのないツルツル状態までたどり着けば、安いシェーバーすら不要になるでしょう。
他にも、肌荒れ防止のためたまに使っていたシェービングクリームも買っていませんし、すぐにダメになるので買い込んでいたカミソリは大量に余っています。
ヒゲ脱毛自体にそれなりの費用がかかるため、費用削減になったという実感は今のところありませんが、上記のような部分的なメリットは感じていますから、たしかに人生トータルで見れば費用削減になるというのは納得できますし、実感しています。
自分に自信が持てるようになる?
これも個人差が大きいところですが、やはり自信というか、振る舞いは変わったと思います。
そして私としてはこれがヒゲ脱毛のいちばんのメリットだと思っています。
ヒゲが濃い時代は、朝ヒゲを剃っても昼過ぎ~夕方には生えてきていたため、いつもどこかでヒゲの濃さを気にしていました。
初めて会う人には「ヒゲが濃い人だなあ」と思われていると思っていましたし、女性と会う約束や友人との飲み会があるときも、ヒゲが濃いことを常に頭のどこかで気にしていましたね。
ヒゲがほぼなくなったことでこのような感覚が全くなくなり、自信を持って人と接することができるようになりました。
余談ですが、女性にモテるようになってきたのもこの頃からで、ヒゲ脱毛を含む様々な「自分磨き」と、それに伴う自信によるものだと思っています。
ビジネスで人と会うときの振る舞いも変わったと思います。
まとめ
結論としては、webサイト等で語られるヒゲ脱毛のメリットはほぼ本当です。
脱毛サロンやクリニックのサイトや広告は嘘ばかりですが、ヒゲがなくなることによるメリットはやはり大きく、ここに関しては嘘はないようですね。
いつ始めても全く問題ないヒゲ脱毛ですが、同じ金額を支払うのであれば人生のなるべく早いタイミングで脱毛を完了させ、脱毛のメリットを最大限に享受したいところですね。
ちなみに若いうちほどヒゲの毛質が濃く・太いため、レーザーに反応しやすく、早く効果を得やすいという話もあります。
いずれにしても、メリットが多すぎるため、ヒゲ脱毛は20代前半からやっておいて本当に良かったと思っています。
【経験談】デザイン脱毛は注意しないと失敗します
このページでは「デザイン脱毛」をする場合にやってしまいがちな(私が実際にやってしまった)ミスと、注意点についてお話していきます。
ちなみに私はこの「デザイン脱毛」に失敗し、あご部分だけヒゲを残したかったのに残せなくなってしまいました...。
いろいろな要因が重なったためで、さすがにここまで失敗するケースは少ないと思うのですが、念のためみなさんにお伝えさせてください。
とは言ってもそんなに難しいことではないので、失敗しないためにサクっと確認いただければOKです。
はじめに
デザイン脱毛とは、すべてのヒゲを脱毛するのではなく、あごヒゲなど一部のヒゲだけを残して形を整えたり、毛量を調整したりすることです。
医療ヒゲ脱毛の場合、永久脱毛となるため、脱毛した部分のヒゲは二度と生えてきません。
ツルツルになってから、将来歳を取ったときにヒゲを生やしたくなっても不可能なので、今はデザイン脱毛なんて必要ない!と思っている方も、一度慎重に検討してみましょう。
余談ですが、海外勤務のあるビジネスマンの場合、なめられないためにヒゲを生やすという方もいるようです。
デザイン脱毛の注意点
それでは、デザイン脱毛で失敗しないためのポイントを解説していきます。
事前に理想の形をしっかりと決める
まず、デザイン脱毛をする場合、どこまで脱毛し、どこを残すかは、想像以上に細かく決めておかなければいけません。
まず、クリニックは美容室ではありませんから、どこまで脱毛するとかっこよくなるかのアドバイスはしてくれません。
カウンセリングの際にいきなり「デザイン脱毛、どうしますか?」と聞かれますから、事前に明確に決めておかないとその場で十分な検討ができないまま決めることとなり、結果として望むデザインにならないということになりかねません。
初回カウンセリングへ行く前に、どのようなヒゲの形を目指すのかをしっかりと決めておきましょう。
決めたデザインは常に覚えておく
施術前には毎回、専用のペンを使って自ら脱毛しない場所を示す(実際に顔にラインを引く)必要があります。
一度クリニック側にデザインのイメージを伝えたら、常に施術者へそれが共有されていると思ってしまいがちですが、そのようなクリニックばかりではありません。
施術と施術の間は通常1カ月以上空きますから、決めたデザインを忘れてしまうとその場で適当にラインを引くことになり、結果としてレーザーを照射したりしなかったりする部位が生まれてしまいます。
照射したりしなかったりする部位があると、その部分だけ脱毛の進捗が遅れ、全体がまだらになったり、脱毛そのものの完了が遅くなったりしますから、これは絶対に避けなければなりません。
同じ理由で、一度デザイン脱毛をするかどうか、どのようなデザインにするかを決めたら、ブレる(方向性を変える)のはご法度です。
初めに理想のイメージを固め、参考画像をいつでも見返せるように保存しておくなど、工夫をすると良いですね。
毎回の施術前にあらためて伝える
毎回の施術前に専用のペンを使って自ら脱毛しない場所を示す必要があることは先程お伝えしましたが、そもそも毎回「デザイン脱毛でしたよね?」と先方から確認してくれるとは限りません。
おそらくデザイン脱毛をする人が比較的少ないのでしょう。一度伝えたらクリニック内で共有して欲しいところですが、そこは言ってもどうしようもないところ。
先方のミスだとしても、照射されてしまってからでは取り返しのつかない(生えてこなくなってしまう)こともありますから、毎回の施術前に「デザイン脱毛です」とこちらから伝えるようにしましょう。
私の失敗談
私はここに書いた失敗を全てやってしまいました。
そもそも脱毛に通い始める時点ではデザイン脱毛について深く考えておらず、1件目のクリニックはデザイン脱毛NGのところを選んでしまいました。
5~6回施術した後にクリニックを変更した際、そこがデザイン脱毛OKだったため、それなら、と始めた経緯です。
デザイン脱毛を始めてからも、どこまでを脱毛しどこを残すのかについて細かく決めておらず、毎回適当にラインを引いて脱毛をお願いしていました。
また、施術者にデザイン脱毛ということが伝わっておらず、勝手にヒゲ全体にレーザー照射をされてしまうことも何回かありました。
これらにより、照射したりしなかったりする部位が発生し、結果として本来残したかったあごヒゲ部分の一部が生えてこなくなってしまった(永久脱毛されてしまった)ため、デザイン脱毛そのものをあきらめることになったのです。
まとめ
私ほどミスを重ねる方もなかなかいないように思いますが...。
何かしらの要因でレーザーを照射したりしなかったりすると脱毛の進捗が遅れ、契約プランによってはまた新しくコースを契約せねばならないなど、多額の損失につながりかねません。
手間や時間も余計にかかりますから、デザイン脱毛をされる方は注意してくださいね。
デザイン脱毛ができるクリニックと対応していないクリニックがありますから、まずはデザイン脱毛をするかしないかを事前に決めたうえで、クリニック選びをしてください。
知っておけば騙されない!ヒゲ脱毛の種類一覧と唯一の“正解”
このページでは、ヒゲ脱毛の選択肢と、初心者が選ぶべき唯一の“正解”について解説していきます。
ちなみに“正解”とは医療ヒゲ脱毛(レーザー)のことです。
「最初からそのつもりだよ!」という方も多いかと思いますが、他の手法についても知ったうえで論理的に選択肢から外しておくことで、みなさんを誘惑する(より多くお金のかけさせようとする)残念な広告・勧誘に騙されるリスクが減りますから、ぜひ一通り確認してください。
まずヒゲ脱毛の選択肢は、大きく分けて医療脱毛、サロン脱毛、家庭用脱毛器を使った脱毛、の3種類です。このうち医療脱毛にはレーザー脱毛、蓄熱式脱毛、ニードル脱毛があります。
簡単にそれぞれの概要とメリット、デメリットを紹介すると以下の通りです。
医療脱毛
レーザー脱毛
◇概要
レーザー脱毛とも呼ばれ、医療機関で行われる脱毛。高出力で強力なレーザーが、ヒゲの黒いメラニン色素に作用し、熱で毛根を直接破壊する。
◇メリット
・他の方法では不可能な「永久脱毛」を実現可能。
・医療機関で行われるため安全性が高く、肌トラブル時も素早く医薬品を処方してもらえる。(場合によっては肌トラブルになったときのため事前に処方してもらえる。)
◇デメリット
・痛みが強い。
・施術1回あたりの価格が高い。
・脱毛機のパワーが強いため、肌が荒れやすい。
正確には、医療脱毛の中にも、レーザー脱毛に加えて蓄熱式脱毛、ニードル脱毛がありますが、初心者男性のヒゲ脱毛においては全く検討しなくてOKです。
蓄熱式脱毛
レーザーで毛根を加熱するという点ではレーザー脱毛と変わりませんが、痛みを少なくするためにレーザーを弱くし、その分同じ場所を複数回照射します。剛毛には効果が出にくい手法なので、男性ヒゲ脱毛で選ぶ理由はありません。痛みが少なくても効果が得づらいなら、なんのために通うのかわかりませんよね…。
ニードル脱毛
文字通り、毛穴に細い針を挿入して電流を流し込み、発毛組織を破壊するものです。ご想像通りとっっても痛いことに加え、肌の腫れやヒリヒリ感が続くことが多く、そして何よりもお金と時間が桁違いに多くかかります。
体内に眠っている毛を含めて1万本あると言われている男性ヒゲを1本ずつ針で破壊していくのですから、そうなりますよね…。
初心者の男性ヒゲ脱毛で選ぶ理由はありません。
余談ですが、脱毛クリニックのwebサイトは本当に嘘情報や盛られた情報が多いです。
普段の生活の中で医者に言われたことを疑うことなど頭をよぎりもしませんが、美容界隈は別物だと考えた方が良いです。
口コミサイトも参考にしつつ、時間やお金を無駄にしないよう、脱毛を進めたいですね。
サロン脱毛
◇概要
医療機関でないエステサロンや脱毛サロンで行われる光脱毛(フラッシュ脱毛)。メラニン色素に反応する光を照射するが、発毛組織を破壊することはできない。抑毛・減毛を目指す。
◇メリット
・医療脱毛に比べて1回あたりの価格が安い。
・医療脱毛に比べて痛みが少ない。
◇デメリット
・永久脱毛ができないため、定期的に通い続ける必要がある。
・このため、長期的に見ると価格が高い。
・肌荒れした場合に、すぐに医療機関へ相談できない。
これを言ってしまうとおしまいなのですが、永久脱毛効果がない時点で選ぶ理由がありません。通い続ければ当然効果は出ますが、半年~数年で元に戻ります。
その分通い続けてもらえるので、良い商売ですよね…。
後述するように体毛にならアリだと思いますが、ヒゲ脱毛を検討する方にとって、少ししたら元に戻る手法を選ぶメリットはないかと思います。
家庭用脱毛器
◇概要
一般人でも使える脱毛器を使って脱毛を行う。光脱毛(フラッシュ脱毛)が一般的。発毛組織を破壊することはできないため、抑毛・減毛を目指す。
◇メリット
・機器によっては安価に入手でき、何回使用しても追加料金はかからない(正確には一定回数照射後カートリッジ交換が必要)。
・自宅で、一人で気軽に脱毛ができ、予約や移動の時間が不要。
・医療脱毛に比べて痛みが少ない
◇デメリット
・それなりに高い(医療脱毛の5~10回コースに匹敵)。
・永久脱毛ができないため、定期的に照射し続ける必要がある。
・比較的痛みは少ないもののそれなりに痛いうえに、自分で照射する必要があるため、気を強く持たないと挫折してしまうリスクがある。
家庭用脱毛器は最近広告が多いですが、サロン脱毛同様、選ぶ理由がありません。
私は家庭用脱毛器を2種類購入して試しましたが、ヒゲへの照射については痛いわりに何回やっても効果がありませんでした。
正確には「痛すぎて続けられなかった」ので、強い意志で継続すればある程度ヒゲが薄くなるのかもしれませんが、仮に我慢して効果を感じられるまで継続しても永久脱毛効果はないのですから、正直なんのメリットもありません。
まとめ
結論、特段の事情がない場合は医療脱毛(レーザー)以外を選ぶ理由がありません。
他の脱毛方法は全て“一時しのぎ”にしかならず、中長期的に見ればお金と時間の無駄です。
わざわざお金と時間をかけ、痛みに耐えるのですから。ぜひ永久脱毛の効果を得てください。
なんらかの事情で今は医療脱毛に通えない、という方のみ、他の方法を検討されるとよいでしょう。
正しい知識を持っておくことで、甘い文句で誘ってくる広告に騙されることを防げますよね。クリニックによっては無料カウンセリング中に誘導してくる場合もありますから、注意してください。
(参考)サロン脱毛と家庭用脱毛器に関する個人的結論
ちなみに私はサロン脱毛(セルフ脱毛サロン)と家庭用脱毛器による脱毛も経験していますが、個人的な結論としては「サロン脱毛はヒゲ以外の体毛にならアリ」です。例えば、全身の体毛を全てなくしたいわけではないが肌の露出が多い夏だけは毛量を減らしたい、といいう場合に、夏の間だけ1カ月に1回程度サロン脱毛に通うのは合理的でしょう。
体毛への家庭用脱毛器活用については、実は1年以上継続することで体毛がかなり薄くなる効果を得ました。ただ家庭用脱毛器は照射面積が狭いうえに、1回照射してから次の照射までに時間がかかるため、全身に照射するには平気で1時間前後かかります。また、背中やお尻、太ももの裏への照射は体を相当ねじらなければできません。
私は当時、ほぼ定時退社、ド田舎で一人暮らし、そして体がかなり柔らかいという好条件ぞろいだったので効果を得られましたが、ほとんどの人は挫折するでしょう。そしてやはり、時間が経つと毛は復活してきます(さすがに脱毛する前よりは薄い状態を保てますが)。
知っておくべき医療ヒゲ脱毛の実態とクリニックの選び方
このページでは、ヒゲ脱毛に5年以上通い多くの失敗をしてきた僕が、web上にはあまり出ていないヒゲ脱毛の実態と、それを踏まえたクリニックの選び方について解説していきます。
ツルツルを目指すなら15回以上通うことになる。
よく「5回でスピード完了」などと表記するサイトがありますが、それはただ5回コースが終了するだけ。そのような詐欺まがいの表記は論外ですが、個人差があると逃げ道をつくったうえで「5~6回で薄くなり、8回で処理が不要になる」などと書いてあるサイトは多いです。
個人差があるのは当然ですが、ある程度以上ヒゲの濃い人は15回以上通う前提でクリニックやコースを選ぶべき。私が実際に経験したヒゲ脱毛の効果推移は以下の通りです。
1~3回目:全く効果を感じない。
4~7回目:若干の効果を感じ始める。少し薄くなったかな…?という程度。
8~11回目:急に効果が出る。回数を重ねるごとにヒゲが薄くなる。
12~14回目:「ヒゲが薄い人」になれるが、ヒゲ剃りは毎日~数日に1回必要。
15回目~:ほとんど部分でヒゲがなくなるものの、一部しつこい部分は期間を空けると生えてくる。ヒゲ剃りをやめられる程ツルツルにはならない。
じゃあ何回やればツルツルになるの?という話ですが、正直、わかりません。
私はもう医療ヒゲ脱毛に15回以上通っており満足な効果を得られていますが、ヒゲ剃り自体は毎日していますし、施術から数か月ほど空けるとそれなりにヒゲが濃くなる箇所があります。
仮に15回で満足するとしても、施術から施術までの間隔は1カ月以上空けるよう指示されることが一般的であるため1~2年程度は通い続けることになりますから、この前提で価格やアクセス等を比較のうえ、クリニック・プランを選ぶようにしましょう。
本当は「〇回コースを終えたらその後何回でも通い放題」というプランが最強で、かつてはそうしたクリニックも複数あったのですが、最近はどこも終了となってしまいました。
「コース終了後は半額で〇年間通い放題」や、「15回コースで契約後、10回で満足したら残り分は返金可能」といったクリニックはまだありますので、そのような細かい部分も含めて比較検討を行いましょう。
具体的なおすすめのクリニックについてはまとめページの最下部に記載しています。↓↓↓
結構ガチで痛い
「少々の痛みを伴う」「輪ゴムではじいたような痛み」などと書かれることの多いレーザー脱毛の痛みですが、ヒゲが濃い人にとってはそんなレベルではありません。
輪ゴムで例えるなら、5~10本束ねて思いっきりはじいたような痛み、というくらいの表現が合います。私は毎回、施術当日は朝から嫌で嫌で仕方ありませんでした。
これももちろん個人差がありますが、「少々の痛み」をイメージして契約してしまうと、痛みで挫折してしまったり、通う間隔が空いてしまって効果を得られるのが遅くなったりします。
痛みに弱い方は麻酔のあるクリニックを選ぶのが良いです。追加料金がかかる場合が多いですが、痛みで挫折してヒゲ脱毛自体を断念してしまうくらいであれば、少々追加料金を払ってでも継続し、きちんと効果を得た方がマシです。
中には追加料金なしで麻酔を提供してくれるクリニックもあります(こちらもまとめページ最下部で紹介しています)から、クリニック選びの際にはこうした部分も気にしてみてくださいね。
ヒゲ脱毛で使用する麻酔には、主に、鎮静・睡眠・鎮痛作用を持つ笑気を吸入する「笑気麻酔」と、肌の感覚が鈍くなる成分の含まれたクリームを塗布する「麻酔クリーム」の2種類があります。
どちらも医師の管理下でしっかりと効果がありますので、クリニック選びの時点では気にしなくてOKです。
デザイン脱毛は注意が必要
医療ヒゲ脱毛の場合、永久脱毛となるため、脱毛した部分のヒゲは二度と生えてきません。
デザイン脱毛をする場合は最初に理想の形を細かく決め、ブラさないことが大事です。
照射したりしなかったり、という部位があると、ヒゲがまだらになってしまいます。
また、毎回の施術前にデザイン脱毛をする旨をあらためて伝えるのがおすすめです。必ず情報共有されているとは限りませんからね。
私は残したい箇所まで間違ってレーザー照射されてしまったことが何度かあり、結局まだらになってしまったため、デザイン脱毛を途中であきらめることになりました。
デザイン脱毛に関する詳細はこちら。検討される方は、私のような失敗を防ぐために、ぜひ一度確認してください!↓↓↓
(参考)施術後、ヒゲが濃くなる期間がある
クリニック選びには関係のないことですが、レーザー脱毛の施術を受けた後、施術前よりヒゲが濃くなる期間があります。あまり知られていないので、触れておきます。
施術数日後~10日後くらいまでがこの期間です。元々ヒゲの濃い人だと口の周りが真っ黒になってしまうこともあるため、 「どろぼうヒゲ」とも言われている現象です。
「どろぼうヒゲ」が起こる原因としては、レーザーの熱でヒゲが膨張したり、縮れて毛先が丸くなることなどが挙げられ、残念ながらこれを防止することはできません。さらにこの状態の時は、ヒゲ剃りでもほとんど剃ることができません。レーザーの熱で肌の状態が変化していることや、毛自体が柔らかくなってしまっているためです。
つまり施術後1週間程度は、マスクで隠したり、誰かと会う予定を入れないようにしたり、といった工夫が必要になります。
毎回こうなるのは結構嫌ですが…
これを気にして脱毛をあきらめるのも非常にもったいないですし、施術回数を重ねるごとにマシになっていき、経験上7~8回目以降くらいからほぼ気にならなくなりますから、工夫とスケジュール調整で乗り切ってください。
まとめ
経験者目線での医療ヒゲ脱毛の実態と、それを踏まえたクリニックの選び方について解説してきました。以下、まとめです。
ある程度以上ヒゲの濃い人がツルツルを目指す場合、15回以上通うことになる
⇒自宅や職場から近いなど通いやすく、15回トータルの価格で比較の上、安価なクリニックを選ぶべき。
結構ガチで痛い
⇒痛みが心配な人は麻酔を提供しているクリニックを選ぶべき。追加料金なしのクリニックもある。
デザイン脱毛は注意が必要
⇒デザイン脱毛をするかどうかは事前に決め、ブラさない。する場合はデザイン脱毛可能なクリニックを選び、毎回施術前にデザイン脱毛だと伝える。